## 定義

**AIエージェント**とは、大規模言語モデルを使ってユーザーに代わって行動を計画・実行するソフトウェアです — 検索、API呼び出し、価格比較、注文、決済。決定的な特徴は知能ではなく*委任*です。人間が目標を述べ、エージェントがどのサイトを訪れ、どのツールを呼び、いつ仕事が終わったかを判断します。

これによりエージェントは、ウェブが想定してきたあらゆる訪問者とは根本的に異なる存在になります。閲覧するのではなく、*使う*のです。デザインを見る目も、クリックフローに付き合う忍耐もなく、人間なら待つ場面で厳格なタイムアウトを持っています。

## エージェント vs ボット vs クローラー

3つの言葉は混同されがちですが、異なる機械を指します:

| | クローラー | ボット | エージェント |
|---|---|---|---|
| 動作の起点 | スケジュールとURLフロンティア | 固定のスクリプト | 目標と計画 |
| 誰のために働くか | インデックスやデータセット | スクリプトを書いた人 | 今この瞬間の1人のユーザー |
| サイト訪問 | 広く繰り返し | スクリプトの指示どおり | タスクに有用な場合のみ |
| 例 | GPTBot、ClaudeBot | 価格監視スクリプト | テーブルを予約するChatGPT |

混同が起きるのは、同じベンダーが3種類すべてを運用しているからです。OpenAIは学習クローラー（GPTBot）、検索インデックスクローラー（OAI-SearchBot）、*そして*エージェントが使うライブフェッチャー（ChatGPT-User）を運用しています — robots.txtトークンも挙動も別々の3階層です。[robots.txtガイド](/kb/robots-txt)が階層モデルを解説し、[User-Agentリファレンス](/agents)がすべてのボットを記載しています。

## エージェントの解剖学

4つの部品があり、それぞれが異なる形であなたのサイトと接触します:

- **プランナー** — LLMそのもの。サーバーには一切触れず、他の部品が持ち帰ったものだけを見ます。
- **ツール** — エージェントの行動手段。サイトが[MCPサーバー](/kb/mcp)や[OpenAPI仕様](/kb/openapi)を公開していれば、エージェントはページをスクレイピングする代わりに機能を直接呼び出せます。
- **フェッチャー** — 実際にサーバーへアクセスするHTTPクライアント。ここで[コンテンツネゴシエーション](/kb/content-negotiation)が起こります。`text/markdown`を要求してクリーンなmarkdownを受け取るフェッチャーは、あなたのコンテンツを一度で取り込めます。
- **ウォレット** — エージェントの支払い手段。機械可読な[402決済チャレンジ](/kb/comparing-payment-protocols)が、エージェントがあなたから買うか、競合を推薦するかの分かれ目です。

## エージェントがサイトに必要とするもの

エージェントは、機械可読なサーフェスが許す範囲でのみタスクを完了できます。エージェントが出会う順にレイヤーを並べると: 位置を把握するための発見ファイル（[llms.txt](/kb/llms-txt)、エージェント対応の[robots.txt](/kb/robots-txt)）、行動するための呼び出し可能な機能（[MCP](/kb/mcp)、[OpenAPI](/kb/openapi)）、読むための[コンテンツネゴシエーション](/kb/content-negotiation)、取引するための[決済経路](/kb/comparing-payment-protocols)。このスタックこそ[エージェント対応度](/agent-readiness)が測定するものです。

## ログに現れるエージェントトラフィック

想像より分かりにくいものです。一部は名乗ります — [リファレンス](/agents)に記載された名前付きUser-Agentで、公開IPレンジと照合できます。しかし大きな割合は匿名で届きます。コーディングエージェントやデスクトップアシスタントは*ユーザー自身のマシン*からフェッチするため、リクエストは住宅用IPから`curl`のような汎用クライアント文字列や普通のブラウザUAで届きます。ログに「1ページだけ取得してアセットを読み込まない汎用クライアント」の増加が見えたら、それは帰属できないエージェントトラフィックであることが多いのです。それをブロックすることは、それを送った人間をブロックすることです。

## よくある質問

### ChatGPTはAIエージェントですか？

ChatGPTはエージェントを*内包する*アシスタントです。会話しているだけのときはエージェントではありません。ウェブを検索し、ページを取得し、ユーザーに代わってチェックアウトを完了するとき、それがエージェントの振る舞いです — そしてChatGPT-Userやエージェントモードのフェッチャーとしてサーバーに届きます。

### AIエージェントはチャットボットと同じですか？

いいえ。チャットボットは会話し、エージェントは行動します。判定基準は、目標のために現実の行動（フェッチ、API呼び出し、取引）を取るかどうかであり、話すかどうかではありません。

### AIエージェントはJavaScriptをレンダリングしますか？

ほとんどの場合、しません。大半のフェッチャーは生のHTTPレスポンスを読み、スクリプトを実行しないため、JavaScript実行後にしか存在しないコンテンツは見えません。[JavaScriptレンダリング](/kb/javascript-rendering)を参照してください。

### エージェントが自分のサイトを訪れているかどうやって知る？

アクセスログを[User-Agentリファレンス](/agents)の名前付きトークンと照合し、匿名パターン（汎用クライアント文字列、住宅用IP、アセット読み込みのない単一ページ取得）に注目してください。そして[サイトをスキャン](/)して、訪れたエージェントが実際に何をできるかを確認しましょう。

## 関連

- [AIエージェントは実際どのようにウェブを閲覧するのか](/kb/how-ai-agents-browse)
- [エージェント対応: 完全ガイド](/agent-readiness)
- [AIエージェントのUser-Agent: リファレンス一覧](/agents)
